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地球最後の男

リチャード・マシスンの傑作SFホラーです。最近、映画が封切られました。ここからは原作のネタばれになりますので、大丈夫な方だけ反転させてご覧ください。

原作では、主人公のネヴィルは本当に孤独です。妻や子をウィルスで失い、かつての同僚は感染後に死んで吸血鬼となり、夜な夜な彼を襲いにきます。吸血鬼に襲われた人間もまた、感染して吸血鬼になります。たった一人生き残った彼は、昼間は吸血鬼の襲来にそなえて自宅を補強したり食料や物資を調達し、夜は吸血鬼の攻撃に怯えてすごします。また、昼間は自分の身を守るために眠っている吸血鬼を殺していきます。3年ほど経った頃、吸血鬼が活動するはずのない昼間に一人の女性(ルース)に出会います。実は、彼女は感染者だけれども、ウィルスが変異したために死なない新人類でした。新人類は自分達を殺してきたネヴィルを恐れ、処刑しようとします。ルースはネヴィルの立場を理解して逃げるように薦めますが、彼は拒否し新人類に撃たれ瀕死の重傷を負います。ネヴィルが残酷に処刑されると知っているルースは薬を渡して去ります。監禁されている部屋の周りにはネヴィルの処刑を待ち望む新人類が集まっています。新人類から見れば、ネヴィルは、眠っている間に次々に仲間を殺していく怪物だったのです。新人類が自分を心底恐れていることを知り、ネヴィルは「自分は伝説の男だ」と笑いながら薬を飲み下します。

後味の悪い結末だけど、だからといって嫌いではありません。どちらかというと好きの部類に入ります。ただ、映像化すると吸血鬼を殺すシーンとか、犬が死んでしまうシーンとか見たくない映像がほとんどだと思います。映画では、主人公は科学者で自分の抗体から血清を作り出したようですが、どのような結末になるのでしょうか?

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