LONESOME GEORGE

ガラパゴスゾウガメの1種であるピンタゾウガメの最後の生き残りで、オスの個体につけられた名前です。ジョージは1971年に発見されて以来、サンタクルズ島のチャールズダーウィン研究所で飼育されています。これは何十年もの間、ピンタ島でたった一人で生きてきたジョージのお話です。このままジョージが死ぬと、ピンタゾウガメはこの地球上から絶滅します。高齢のため繁殖は難しいといわれていますが、今年の7月につがいのメスが産卵したのが発見され、無事だった3個の卵をかえそうと努力しているところです。早ければ今年の終わりには朗報が聞けそうですが、カメは無精卵も生むので、100%は喜べませんね。でもいつかジョージが「ロンサム」でなく、家族と一緒に草を食む日がくることを祈っています。
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